Lステップは無料でどこまで使える?できることと有料化の目安
Lステップには月額費用0円の「フリープラン」があり、シナリオ配信やタグ管理などの基本機能を無料のまま使い続けられます。この記事では、フリープランで実際にできること・できないことを公式情報で整理し、どのタイミングで有料プランへの切り替えを検討すべきかの判断基準までまとめて解説します。
Lステップの無料プラン(フリープラン)とは
フリープランは、Lステップを初めて利用する事業者向けに用意された完全無料のプランです。月額費用0円で、契約期間の縛りもありません。ただし「Lステップ初回利用者のみ」「1社(個人事業主含む)につき1アカウントまで」という条件があります(出典:Lステップ公式 料金プラン)。
LINE公式アカウント自体の利用料は別途必要になるため、フリープランはあくまで「Lステップの機能利用料」が無料になる仕組みだと理解しておくと分かりやすいです。実際の申し込み画面や管理画面のイメージは、下の一次情報の枠にサンプルを入れて紹介する予定です。
無料プランでできること
メッセージ配信・シナリオ配信
フリープランでも、一斉配信・セグメント配信(条件がシンプルなもの)・シナリオ配信(登録後に自動で複数回にわたってメッセージを届ける仕組み)・リマインダ配信・キーワード応答といった、Lステップの基本的な配信機能はそのまま利用できます。シナリオ配信は1個までという制限はありますが、友だちが少ない立ち上げ期の検証には十分な内容です。
タグ管理・回答フォーム・予約管理
友だちの興味・関心や行動履歴を記録する「タグ管理」(10個まで)、来店・申込みの日時を受け付ける「予約管理」、アンケートなどを取れる「回答フォーム」も、フリープランの範囲内で使えます。小規模な検証や社内でのテスト運用であれば、有料プランに切り替える前にこれらの機能で使い勝手を確かめられます。
無料プランの制限・できないこと
配信数・タグ数・アカウント数の上限
フリープランには、有料プランと比べていくつかの制限があります。公式情報をもとに主なプランの違いを整理すると次のとおりです(出典:Lステップ公式 料金プラン)。
| 項目 | フリープラン | スタートプラン |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 月額費用 | 0円 | 5,000円(税込) |
| 月間配信数 | 200通まで | 5,000通まで |
| タグ作成数 | 10個まで | プランにより拡大 |
| シナリオ作成数 | 1個まで | プランにより拡大 |
「月間配信数200通」は、友だち数と配信回数を掛け合わせた数で消費されます。たとえば友だちが50人であれば月4回(200通÷50人)程度の一斉配信で上限に達する計算になり、友だちが増えるほど配信できる回数は少なくなります。自社の友だち数と配信したい頻度を掛け算してみると、上限にどれくらい近いかの目安が分かります。
一度有料化すると無料プランに戻せない
フリープランから有料プランに切り替えた後は、フリープランへ戻すことができません。「まず無料で試して、様子を見ながら有料にする」という一方向の使い方が前提になっている点は、申し込み前に理解しておく必要があります。
無料プランが向いている人・使い方の例
- Lステップをこれから導入するにあたり、操作感やタグ管理の使い勝手を確かめたい事業者
- 友だち数がまだ少なく、月間配信数が200通を超えない立ち上げ期の店舗・個人事業主
- 社内の検証用アカウントとして、本番導入前に一度触ってみたい担当者
特に来店予約や申込みフォームを使う業種では、フリープランの範囲でもタグ管理と予約管理を組み合わせるだけで、「予約が入ったらタグを付け、来店前にリマインダを送る」という一通りの流れを試せます。まずはこの範囲で運用の手間や友だちの反応を確かめ、必要な機能が見えてきた段階で有料プランを検討する進め方が無理がありません。
有料プランに切り替えるタイミングの判断基準
配信数・タグ数の上限に近づいてきたとき
友だちが増え、毎月の配信が200通に近づいてきた、あるいはタグを10個以上使って興味関心を細かく分けたくなってきたタイミングが、有料プランへの切り替えを検討する一番分かりやすいサインです。上限に達すると配信が止まってしまうため、前述の「友だち数×配信回数」の計算で200通の8割程度に近づいた時点で、切り替えを検討したほうが安全です。
外部システムとの連携など新しい機能を使いたくなったとき
2026年9月には、Lステップの操作をきっかけに外部システムへ情報を自動送信できる新機能「Webhookアクション」が追加されました。自動応答の受信や回答フォームへの回答完了をトリガーに、顧客管理ツールや分析ツールへデータを自動連携できる機能ですが、フリープランでは利用できず、プロプラン以上の契約でオプションとして使える機能です(出典:Lステップ公式 Webhookアクションの解説)。
弊社代表の藤田は、「予約や申込みの直後に、用途や希望のイメージをひとことアンケートで入力してもらうと、来店・成約への期待感が生まれやすい」と考えています。Webhookアクションのような仕組みを使えば、こうした追加入力の内容を外部の顧客管理ツールに自動連携し、スタッフが接客前に事前把握できるようにする、という運用がしやすくなります。無料プランの範囲を超えて「配信・管理」だけでなく「外部システムとの連携」まで踏み込みたくなったときも、有料プランへの切り替えを検討する良いタイミングだと言えます。
導入までの3ステップ
- 1. LINE公式アカウントを開設し、Lステップと連携する(LINE公式アカウントの審査・開設が先に必要です)
- 2. Lステップでフリープランを選択し、タグ・シナリオ配信・回答フォーム・予約管理など使いたい基本機能を設定する
- 3. 運用しながら友だち数と配信頻度を記録し、月間配信数200通・タグ10個の上限にどれくらい近づいているかを定期的に確認する
特に3の確認を後回しにすると、配信の途中で上限に達して配信が止まってしまうことがあります。月に1回程度、友だち数と配信予定数を見直す習慣をつけておくと、有料プランへの切り替えタイミングを逃しにくくなります。
よくある質問
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| フリープランはずっと無料で使い続けられますか? | はい。契約期間の縛りはなく、月間配信数200通・タグ10個までなどの制限内であれば、初期費用・月額費用0円のまま使い続けられます(出典:Lステップ公式 料金プラン)。 |
| 有料プランから無料プランに戻すことはできますか? | できません。フリープランから有料プランへ切り替えた後は、フリープランへのダウングレードはできない仕組みになっています。切り替え前に配信数・タグ数の見込みを確認しておくことをおすすめします。 |
| LINE公式アカウントの配信料とは別ですか? | はい、別です。Lステップのフリープランは「Lステップの機能利用料」が無料になるものであり、LINE公式アカウント自体の従量課金・メッセージ配信料は別途かかります(出典:Lステップ公式 料金プラン)。 |
| Webhookアクションはフリープランでも使えますか? | 使えません。Webhookアクションはプロプラン以上の契約でオプションとして利用できる機能で、フリープラン・スタートプランでは利用できません(出典:Lステップ公式 Webhookアクションの解説)。 |
Lステップのフリープランは、初期費用・月額費用0円でシナリオ配信やタグ管理といった基本機能を試せる一方、月間配信数200通・タグ10個までといった制限があります。友だちが増えて配信数の上限に近づいたときや、Webhookアクションのような外部連携機能を使いたくなったときが、有料プランへ切り替えるタイミングの目安です。自社の業務フローに合わせてどこまで自動化・連携したいかを整理したい方は、LINE公式アカウント(こちら)からお気軽にご相談ください。

