Lステップのユーザー追加方法|権限4種類とプラン別上限
Lステップは「スタッフ設定」という機能を使うと、1つの管理画面に複数人でログインし、担当者ごとに操作できる範囲を分けて追加できます。ただし追加できる人数や料金はプランによって変わり、権限を細かく分けないと誤操作や情報漏えいのリスクも残ります。この記事では、スタッフ設定の仕組み、4段階の権限の違い、プラン別の人数と料金、追加の手順、退職・異動時に忘れがちな取り消し作業までを解説します。
Lステップに複数人でログインする「スタッフ設定」とは
Lステップの管理画面には、契約者本人である「管理者」のほかに、担当者を追加できる「スタッフ設定」という機能があります。店舗のスタッフや外部の運用担当者など、複数人で配信内容の作成やお客様対応を分担したいときに使います。アカウントの初期設定自体がまだの場合は、先にLステップの設定方法を済ませてから、このスタッフ設定に進んでください。
似た名前の機能に「オペレーター機能」がありますが、これはLINE公式アカウントのトーク画面でお客様に個別返信する担当者を増やす機能で、スタッフ設定(管理画面全体の権限管理)とは別物です。オペレーター機能は全プランで1名まで無料、2名目以降は追加料金がかかります(出典: Lステップ公式 料金プラン)。トーク画面での個別返信の分担については、LINE公式アカウントの自動応答設定と合わせて検討すると全体の役割分担が整理しやすくなります。「スタッフを増やしたい」と思ったときは、まずどちらの機能が必要かを切り分けてから設定しましょう。
スタッフ権限の4段階の違い
スタッフ設定で付与できる権限は4段階に分かれています。誰にどこまでの操作を許可するかは、この権限の違いを理解したうえで決める必要があります。
| 権限 | できること |
|---|---|
| 管理者 | すべての操作が可能。1アカウントにつき1名のみ(契約者本人) |
| 副管理者 | 管理者とほぼ同じく、すべての操作が可能 |
| 運用者 | LINE公式アカウント設定・スタッフ設定・データ移行以外の操作が可能 |
| 一般 | 個別に許可された操作のみ可能 |
プランごとのスタッフ人数と追加料金
スタッフ設定で追加できる無料の人数と、超過分の料金はプランによって異なります。
| プラン | 月額料金(税込) | スタッフ設定の無料枠 | 超過時の追加料金 |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 1名(管理者のみ) | 1名につき月額1,100円 |
| スタート | 5,000円 | 1名(管理者のみ) | 1名につき月額1,100円 |
| スタンダード | 21,780円 | 1名(管理者のみ) | 1名につき月額1,100円 |
| プロ | 32,780円 | 10名まで | 1名につき月額1,100円 |
フリー~スタンダードプランでも追加料金を払えばスタッフを増やせますが、無料の枠だけで複数人運用をしたい場合はプロプラン以上が前提になります。上記に加えてLINE公式アカウント側の利用料が別途発生する点にも注意してください(出典: Lステップ公式 料金プラン)。
スタッフを追加する手順
管理者がスタッフ追加コードを発行する
管理画面の「スタッフ設定」から、付与する権限(副管理者・運用者・一般)を選んでスタッフ追加コードを発行します。権限は追加コードを発行する時点で選ぶ仕組みなので、渡す相手の役割を先に決めておくとスムーズです。
- 誰に追加するかを決める(社内スタッフか、外部の運用委託先か)
- その人に必要な権限を4段階(管理者・副管理者・運用者・一般)から選ぶ
- 「一般」を選ぶ場合は、許可する操作を個別にチェックする
- プランの無料枠を超えないか、追加前に人数を確認する
招待されたスタッフ側で設定する
発行されたコードを、追加したいスタッフ本人に共有します。スタッフ側は案内された手順でコードを入力し、自分のログイン情報を設定すれば、管理画面に自分のアカウントでログインできるようになります。コードや初期パスワードをチャットやメールでそのまま送る場合は、本人以外が見られない経路を使うことも忘れないようにしましょう。
権限をどう割り振るか、設計の考え方
権限は「多く渡すほど楽」ではなく、事故が起きたときの影響範囲で考えるのが基本です。目安は次のとおりです。
- 日常的に配信文やシナリオを触る自社スタッフには「運用者」を軸にする(LINE連携やスタッフ設定自体は管理者・副管理者に残す)
- 特定の作業だけを任せる外部委託先やアルバイトには「一般」にして、必要な操作だけを個別に許可する
- 複数店舗で運用する場合は、店舗ごとに担当者を分け、他店舗の設定を誤って触れない権限にする
業種別に見る権限分けの具体例
フジマサのお客様に多い業種を例に、権限の分け方の考え方を整理します。実際の割り振りは業務フローに合わせて調整してください。
- 店舗ビジネス(飲食・小売など):店長やチーフには「運用者」で配信文・予約対応を任せ、アルバイトスタッフには「一般」で決まった問い合わせ対応だけを許可する
- 宿泊業:予約シーズンだけ人手を増やす場合、繁忙期の応援スタッフには期間限定で「一般」を発行し、閑散期には権限を削除する運用にする
- 士業・専門家:顧客情報を扱うため、担当者以外はスタッフ設定に入れず、事務スタッフには配信作成のみの「一般」権限にとどめる
- BtoBの中小企業:営業担当ごとに配信先リストを分けている場合は、担当領域だけを触れる「一般」権限で、他部署の顧客情報に触れないようにする
スタッフが退職・異動したときに必ずやること
スタッフ設定を使ったあと見落としやすいのが、退職・異動時のアクセス取り消しです。追加したままのアカウントを放置すると、退職者が引き続きお客様の情報にアクセスできる状態になってしまいます。
- 退職・異動が決まった時点で、該当スタッフの権限を管理画面から削除する
- 共有のログイン情報(IDや合言葉)を使っていた場合は、退職者だけでなく他のスタッフの情報も変更する
- 定期的に「今スタッフ設定に誰が登録されているか」を棚卸しし、使っていないアカウントがないか確認する
よくある質問
フリープランでもスタッフを追加できますか
追加自体は可能です。ただし無料枠は管理者1名のみで、スタッフを増やす場合は1名につき月額1,100円の追加料金がかかります(出典: Lステップ公式 料金プラン)。
スタッフ設定とオペレーター機能はどちらを使えばいいですか
管理画面での配信作成やシナリオ設定など、運用そのものを分担したい場合はスタッフ設定を使います。トーク画面でのお客様への個別返信だけを分担したい場合はオペレーター機能を検討してください。
管理者は複数人にできますか
管理者は1アカウントにつき1名のみです。管理者と同じくすべての操作をしたい担当者を増やす場合は、次点の権限である「副管理者」を追加してください(出典: Lステップ公式ブログ「スタッフ設定の使い方」)。
まとめ
Lステップのスタッフ設定は、権限を4段階から選んで複数人にアカウントを追加できる機能です。プランによって無料枠の人数が異なるため、まず自社の運用体制に必要な人数とプランを照らし合わせ、権限は「事故が起きたときの影響範囲」で決めるのが安全です。追加したら終わりではなく、退職・異動時の取り消しまでを運用ルールに組み込んでおきましょう。
設定自体はできても、権限設計や運用ルールまで自社だけで詰め切るのは手間がかかります。LINE公式アカウントやLステップの構築・運用に不安がある方は、公式LINEアカウントの登録やお問い合わせから、フジマサまでご相談ください。
