Lステップは併用できる?LINE公式アカウントとの関係を解説

Lステップは併用できる?LINE公式アカウントとの関係を解説

「Lステップを導入したら、今使っているLINE公式アカウントはどうなるの?」「他のLINE拡張ツールと一緒に使えないの?」——Lステップの導入を検討するときによく出てくる疑問です。結論から言うと、Lステップは単体では動かず、LINE公式アカウントとの併用が前提のツールです。一方で、LINE公式アカウントの管理画面を直接触ると不具合につながる注意点や、他のLINE拡張ツールとは基本的に同時利用できないという制限もあります。この記事では、公式情報をもとに「何と併用できて、何と併用できないのか」を整理し、複数アカウントを運用する場合の契約・データ移行の注意点、LINE拡張ツールを選ぶときの基準まで解説します。

Lステップは単体で使えない?LINE公式アカウントとの関係

Lステップは、LINE公式アカウントのAPI(Messaging API)と連携して機能を拡張するツールです。そのため、Lステップを使うには前提としてLINE公式アカウントの開設・契約が必要で、Lステップ単体で新しいLINEアカウントを作れるわけではありません。両者は「どちらかを選ぶ」ものではなく、LINE公式アカウントを土台にしてLステップで機能を上乗せする、という併用が基本の関係になります。

具体的には、あいさつメッセージや一斉配信といった基本機能はLINE公式アカウント側の仕組みをベースにしつつ、タグによる絞り込み配信・回答フォーム・予約管理のような機能をLステップが追加する形です。

Lステップと他のLINE拡張ツールを同時に使うことはできる?

Lステップと同じように、LINE公式アカウントのAPIに接続して機能を拡張する「LINE拡張ツール」は他にも存在します。この手のツール同士は、原則として同じLINE公式アカウントに同時接続できません。LINE公式アカウントが外部サービスと接続できるAPI枠には限りがあり、複数の拡張ツールを同じアカウントに紐づけようとすると、片方が正しく動作しなくなる、あるいはそもそも接続設定ができないといった問題が起きるためです。

出典: LINE拡張ツールの同時利用に関するFAQ記事(2026-09-24時点、他社サービスのサポートページ)

「今使っている拡張ツールに機能を追加したい」場合、別の拡張ツールを足すのではなく、乗り換え(切り替え)を検討することになります。

乗り換える前に準備しておきたいこと

  • 現在のツールとの契約内容(解約のタイミング・違約金の有無)を確認しておく
  • 保存しておきたいチャット履歴や顧客とのやり取りがあれば、別の形式(テキストやスプレッドシートなど)で控えておく
  • 新旧どちらのツールで応答するかが曖昧な期間ができないよう、切り替え日をあらかじめ決めておく

友だち情報や配信シナリオがどこまで新しいツールに引き継げるかはツールの仕様によって異なるため、契約前に必ず双方のサポート窓口に確認することをおすすめします。

複数のLINE公式アカウントを運用する場合の契約とデータ移行

アカウントごとに契約が必要

店舗を複数展開している場合など、LINE公式アカウントを複数運用するケースでは、Lステップもアカウントごとに契約する必要があります。1つのLステップ契約で複数のLINE公式アカウントをまとめて管理する、という使い方は原則できません。出典: Lステップ公式サイト「導入前のよくあるご質問」(2026-09-24時点)

アカウント間でデータを移すときの注意点

Lステップには、あるアカウントの設定内容を別のアカウントにコピーする「データ移行」機能があります。ここで注意したいのは、移行してもコピー元のデータは消えず残ること、そして移行先にすでに同じ友だちが登録されていると、友だち情報が重複して作られてしまう場合があることです。移行前に、重複が起きても支障がないか(あるいは事前に整理しておく必要がないか)を確認しておくと安全です。出典: Lステップ公式ブログ「データ移行をする方法」(2026-09-24時点)

Lステップの併用を始めるときの基本的な流れ

これからLINE公式アカウントとLステップを併用する場合、大まかな流れは次のとおりです。

  • LINE公式アカウントを開設する(すでに運用中であればこのステップは不要)
  • Lステップに申し込み、LINE公式アカウントとAPI連携の設定を行う
  • LINE公式アカウントの応答設定を確認し、「チャット」を安易にオンにしない(前述の管理分断を避けるため)
  • あいさつメッセージやタグなど、必要な初期設定をLステップ側で行う
  • 実際にテスト送信・テスト応答を行い、想定どおり動くか確認する

初期設定の具体的な手順は、Lステップの設定方法を徹底解説でも詳しく解説しています。

LINE拡張ツールを選ぶときの基準

同時利用ができない以上、拡張ツールは基本的に「どれか1つ」を選ぶことになります。機能や料金だけでなく、次のような基準も確認しておくと安心です。

  • プライバシーマークやISMS(ISO27001)など、第三者機関によるセキュリティ認証を取得しているか
  • LINEヤフー株式会社の認定パートナー制度で、どのランクに位置づけられているか

弊社が構築を担当しているLステップ・Linyの運営元であるソーシャルデータバンク株式会社は、ISMSを取得しており、LINEヤフー認定パートナー制度でもTechnology Partner Premierに認定されています。出典: linestep.jp「セキュリティについて」/line-sm.com「セキュリティについて」(いずれも2026-09-24時点)

まとめ

Lステップは単体では使えず、LINE公式アカウントとの併用が前提です。管理画面を直接使うと管理が分断される可能性がある一方、他のLINE拡張ツールとは同時利用ができないため、乗り換えを検討する場合は友だち情報やシナリオの引き継ぎに注意が必要です。複数アカウントを運用する場合の契約単位や、選ぶ際のセキュリティ認証の基準もあわせて押さえておくと、導入後のトラブルを減らせます。

自社の運用体制でどう併用・移行を進めればよいか迷う場合は、下記のLINE公式アカウントからお気軽にご相談ください。

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